2015年4月15日

1枚の処方箋に7個も軟膏の計量混合が入ってた

 
衝撃的な処方箋を受け付けました。

タイトル通りで、1枚の処方箋に外用剤15個(8剤)で、うち計量混合7種類です。

私は入力だけだからいいけど、作る方はたまったもんじゃないですね。

あんまりにも衝撃だったから、皆さんにも処方を見てもらいたいんだけど、ちょっと特徴的だからあんまり公開しない方がいいかな。

でも、ちょっと公開したい・・・。

ということで、私が処方考えました。全くのオリジナルだけど、イメージはこんな感じってことでみてください。

7種類混合してた処方箋イメージ(薬は全て私の好きな薬に変更)
アクアチムクリーム 1g

ゲンタシンクリーム 2.5g
リドメックスクリーム 2.5g

ゲンタシンクリーム 7.5g
スタデルムクリーム 7.5g

ゲンタシン軟膏 2.5g
ロコイド軟膏 2.5g

ロコイド軟膏 2.5g
プロペト 2.5g

ロコイドクリーム 2.5g
ゲンタシンクリーム 2.5g

アンテベート軟膏 7.5g
ゲンタシン軟膏 7.5g

アクアチムクリーム 2.5g
テクスメテンユニバーサルクリーム 2.5g

考えるのも大変だ。イメージとしてはこんな感じです。まだ量が少ないから計量混合が楽でいいです。
完成イメージ写真

せっかくなので、ちょっとだけ計量混合加算と外用薬の調剤料について説明しますね。

外用薬の調剤料って3剤しか取れないから、上記の処方なら10点×3剤がとれます。

これに対して、計量混合加算は数に制限はないので、混ぜた数だけ全てに算定できます。

つまり、上記の場合であれば計量混合加算80点×7剤560点請求できます。

調剤料を算定していない「剤」に対しても計量混合加算を算定しても大丈夫。別に禁止する旨の規定はないのでなんら問題ない。

ぬり薬の量にかかわらず混合という作業1つにつき80点だ。

だから、この2.5g同士の混合は簡単で割のいい仕事といえる。逆に、これが100g同士の混合であれば手間ばかりかがかかる処方といえる。

上記の量で部位によって使い分けて塗ったとして、だいたい1週間分くらいかな?1週間ぶんで加算代だけで560点(5600円)ですよ?そりゃ、国の医療費も圧迫されますよね。

皮膚科さんて、混ぜる皮膚科と混ぜない皮膚科で二極化するんですよね。混ぜなくて治療できるのであれば医療費圧迫しないから、そっちをスタンダードに推奨すればいいのにと思う。

あと思うに、プロペトとヒルドイドソフト軟膏の1対1混合はいろんなとこで処方されるから、ワセリン増量ヒルドイドソフトという形で既製品を出してくれるとありがたい。

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