2015年1月26日

アスベリン・ムコダイン・ゼスランを2ヶ月放置した結果・・・


間違って混合してしまった薬なのですが、破棄するのを忘れて冷蔵庫に2ヶ月程眠らせてしまいました。

2ヶ月放置したシロップがコチラの画像です。

内容はアスベリンシロップとムコダインシロップとゼスランシロップを1:1:1で混合したものです。
取り出したときは透明な層と懸濁層で2層に別れていたのですが振ったら均一に混ざりました。

なぜこのような画像を公開したかというと、

いつもアスベリンシロップとムコダインシロップを容器を分けて作っているからです。

今回は誤って混合してしまったので破棄となってしまいました。

混ぜて放置したらこんな風になりますよってことで写真をアップしてみた。

結果的にいうと、2ヶ月放置してもあんまり変化なしですね(見た目は)。

なぜムコダインとアスベリンは混合してはいけないのでしょうか?

わたしの場合は、この2種類は配合注意だから分けて入力するようにと言われています。

配合注意とはどういうことなのでしょうか?

配合注意とは混ぜると薬効が減ってしまったり、苦くなってしまったりする組み合わせのことですね。

アスベリンの添付文書にこのような記載があります「シロップ及びシロップ「調剤用」は、他剤と配合すると懸濁性が損なわれ、沈殿が生じる可能性があるため、配合後の秤取に際しては、軽く振盪し、均一化させて使用すること。

この記載を見る限り、ささやかな注意があるだけで、別に配合が禁止されているわけではないようです。ただ、懸濁性が損なわれるおそれがあるようなので懸濁のシロップはシロップ同士で混ぜないで別で渡すことが多いようです。

で、ここからが本題です。

アスベリンを混ぜずに別剤でわたしたときの調剤料


内服調剤料は「配合不適等調剤技術上の必要性から個別に調剤した場合」は別剤で算定できる旨の規定があります。

このアスベリンはこれに該当するのではないでしょうか?

うちは小児の容器代を無料でやっている。

以前からこのアスベリン別剤が手間はかかるし、容器代はかかるしであんまり好きではありませんでした。

しかし、

この規定を解釈して調剤料をとるようにしたらこのモヤモヤは解決しました。

それでは処方を見ていこう。

処方例
アスベリンシロップ 6ml
ムコダインシロップ 6ml
ペリアクチンシロップ 6ml
毎食後 7日分

全部混合したら計量混合加算:35点、調剤料:35点が算定できる。

では、アスベリンを別剤で入力してみよう。

入力例
アスベリンシロップ 6ml
毎食後 7日分
コメント:配合不適のため別剤

ムコダインシロップ 6ml
ペリアクチンシロップ 6ml
毎食後 7日分
計量混合

アスベリンを別剤にして調剤料をとります。念のためコメントつけとくといいと思う。
これで、
計量混合加算:35点、調剤料35点×2個になる。

つまり別剤にしたときには35点多く請求できるのだ、これで容器代は十分カバーできる。

いまのところこれで突合されたことも返戻になったこともないので大丈夫だとおもう。

注意したいのが別々にわけて入力したとしてもレセコンは同じ服用時点の時には調剤料を1個しかとらないので、今回のようにイレギュラーに算定するときには手動で算定してあげる必要がある。

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