2014年3月10日

内服用滴剤の調剤料


内服用滴剤の調剤料は薬局内では省略して内滴調剤料と呼んでいます。

内滴調剤料は、1調剤ごとに10点算定することができます。


内服用滴剤とは、
内服用の液剤であって、1回の使用量が極めて少量(1滴ないし数滴)であり、スポイト、滴瓶等により分割使用するものをい う。なお、当該薬剤の薬剤料は、1調剤分全量を1単位として薬剤料の項により算定するものであり、1剤1日分を所定単位とするものではない。

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内服や外用みたいに3剤までの制限はない、頓服みたいな1処方せん1回の制限もない。

だから、

理論上は調剤数に応じて無制限にとれるはず。

でもこの内滴調剤料が何個も算定できるような処方せんはまずない。

というのも、

内服用滴剤(以下、内滴剤)は、ほとんど種類がないからだ。

薬剤師に聞いたけど、ラキソベロン内用液とそのジェネリックしか思い当たるものがないって言ってました。

ちなみに、

ラキソベロンのジェネリックには、

ピコスルファートナトリウム内用液、ヨーピス内用液、シンラック内用液、ラキソデート内用液
なんてのがあります。

どれもメーカーが違うだけで基本的には同じものです。

ラキソベロン内用液とそのジェネリックが一緒に処方されたら複数算定できるけど、

基本的に同じものだから一緒に処方されることはあまり考えられません。

内滴剤の処方例
ラキソベロン内用液(10ml) 1本
1日分、1回5-10滴

こんな感じで、1日分って記載された処方せんが多いです。

これだと、

ラキソベロンを1本処方して、内滴調剤料(10点)を1調剤算定します。

もし、

これが10本になってもおんなじです。

外用とおんなじで、量にかかわらず1調剤でカウントするので、

同じものなら何本処方しようが1調剤(10点)しか算定できません。

一応、1日分って記載されているけど、これは何日分って記載されていても構います。

便宜上の記載だと考えます。

どちらにしろ薬品の全量が記載されているので、1本渡すだけです。

1本を5-10滴で渡すと、実質2週間分くらいになるそうです。

だから、

14日分って親切に書いてくれる先生もいるけど、

薬局では、1日分だろうが14日分だろうが同じ1調剤で処理をするので、調剤料はかわらず1調剤だけの算定です。

ちょうど外用剤に、日数を記載しているのと同じように考えられます。
アンテベート軟膏 1本
1日1回塗布 5日分

これとおんなじです。5日だろうが、1日だろうが、同じ1本に変わりないので、

日数は無視できるわけだ。

たぶんなんだけど、医師のパソコンが1調剤って意味で、「1」って入力しないと先に進まないんだと思う。だから、毎回1日分になってしまうんだと思う。

~追記~平成27年1月16日
最近あらたにシダトレン舌下液という内滴剤が発売された。
ピコスルファートナトリウムに次ぐ2番目の内滴剤だ。
関連記事:シダトレン舌下液の処方箋の書き方と入力方法