2016年8月3日

薬品マスターから医薬品辞書をエクセルで作った方法

以前に、薬品名の入力辞書を作ったのでその作り方のメモです。

その時に作った辞書の記事がこれです。

>>薬品名を3文字入力できる辞書を作ったから公開するよ【DL可】

この辞書を取り込むことによって医薬品名が簡単に入力できるようになります。▼これが入力している最中の


ベースになっているデータは厚生労働省がだしている薬価一覧です。

>>薬価基準収載品目リスト|厚生労働省

このエクセルデータを辞書に登録できるようにいじっていきます。

到達目標は2つ
トリアゾラム錠0.25mg「日医工」

トリアゾラム錠0.25㎎

トリアゾラム錠0.25mg「日医工」

とりあ;

この2種類に変換していきます。

トリアゾラムを例で変換していきますが、実際はすべての医薬品を一斉操作して変換していきます。

"トリアゾラム錠0.25mg「日医工」 → トリアゾラム錠0.25㎎"の変換


①「日医工」を削除します。

変換候補にすべてのメーカーがでてくると煩わしいので削除しておきます。

これは置換でワイルドカードをつかいます。

置換前:「*」 → 置換後:空欄

*(アスタリスク)はワイルドカードといって置換するときにすべての文字を指定します。これで置換すると「●●●」がすべて削除されます。つまり、「日医工」が削除されます。

つぎは、英数字が全角だと見栄えがよくないのでこれを半角にします。

②全角から半角に変換

全角を半角にするのはASC関数を使用します。

「=ASC(セル)」
トリアゾラム錠0.25㎎ → トリアゾラム錠0.25mg

この関数使うとカタカナも全部半角になってしまうのでそれを訂正します。

つかうのはPHONETIC関数です。この関数はルビ(ふりがな)を抽出する関数なのですが、ルビが振られていないデータの場合は"英数字を除いて"全角表示になります。初期設定だとルビが"ひらがな"なので設定で"カナ"にしてから関数を当てましょう。

「=PHONETIC(セル)」
トリアゾラム錠0.25mg → トリアゾラム錠0.25mg

これで完成です。メーカー部分の「●●●」を削除してるから、重複データがたくさんあるので「重複データ」の削除で削除しときましょう。

ひとつ目のデータは完成したので、ふたつ目のデータの作成にうつります。

"トリアゾラム錠0.25mg → とりあ;"の変換


頭文字3文字抽出→ひらがなに変換→末尾にセミコロンを記載という流れでできます。

頭文字から指定した文字数を抽出する関数はLEFT関数です。

「=LEFT(セル,文字数)」です。
トリアゾラム錠0.25mg → とりあ

ひらがなに変換するには先ほど使ったPHONETIC関数を使用します。ただ、ルビの設定でルビが"カタカナ"だと意味ないので"ひらがな"になっているのを確認してからつかいましょう。

「=PHONETIC(セル)」
トリアゾラム錠0.25mg → とりあ

末尾にセミコロンを付けるのはさっきのPHONETIC関数のついでに&でつけとくとフィードしたときに自動で付きます。

「=PHONETIC(セル)&";"」
トリアゾラム錠0.25mg → とりあ;

これで完成です。

完成形


読み方:とりあ;
単語:トリアゾラム錠0.25mg

これをテキストにコピーして一括辞書登録で完成です。おそらく誰も試してみる人はいないと思いますが、一応こんなことやってるんだという記録で残しておきました。

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